素材と色 ー心地よさの提案ー 染色は素材と色のコラボレーション
布は私にいろんな事を教えてくれます。
布の風合いや気質を理解し愛する事で布と仲良しになり、布を最大限生かす色を与えるのが染め手の役割だと考えています。
すずき あき
◇東京生まれ
◇桑沢デザイン研究所インテリアデザイン科卒業
◇在学中に出会ったインド更紗(さらさ)に魅了され、染の道を歩もうと決め、染色では最も高度といわれる着物の世界に入りロウケツ染、友禅染を学ぶ。3年間の修業後1975年独立。約10年にわたり着物のデザイン、制作。
◇1984年着物の世界から脱皮しようと日本脱出。イタリア、フィレンツェ大学で再び学生となる。
◇帰国後「あき染色スタジオ」設立。タペストリー、パネルなどによるウィンドウディスプレイ、壁画ディスプレイを手がける。
◇1988年銀座ギャラリーおかりや企画展、日本橋高島屋個展をきっかけにスカーフ、ウェアなどにも手を広げる。
◇その他、染色教室、染色デザイン、スカーフアレンジメント、色彩コーディネイトなどのレクチャーで染色を広める活動をしている。